culture · 2026-05-16

贈り物とお土産:お中元、お歳暮、手土産、のし

お中元、お歳暮、手土産、お土産、地方名物、のし紙、水引、内祝いを、金額と場面で整理します。

日本の贈答は、人間関係を細かく調整する仕組みです。年2回のお中元とお歳暮、結婚、出産、引っ越し、退職、見舞い、日常の手土産とお土産では、金額、包装、渡し方が違います。

お中元とお歳暮

お中元は7月初旬から15日ごろ、関西では7月15日から8月15日ごろに送る夏の贈り物です。お歳暮は12月初旬から20日ごろに送る年末の感謝です。

相場は、お中元が¥3,000-5,000、お歳暮が¥5,000-10,000ほどです。お歳暮だけ送ることはありますが、お中元だけでお歳暮を送らないと失礼に見える場合があります。喪中の相手には時期をずらし、寒中見舞いにします。

お土産

お土産は出張や旅行の後に職場、家族、友人へ配るものです。職場用なら個包装が基本です。10-30人分なら¥1,500-3,500の15-30個入りが使いやすいです。

北海道なら白い恋人や六花亭、東京なら東京ばな奈、京都なら八つ橋、大阪なら551蓬莱、福岡なら通りもん、広島ならもみじ饅頭のように、¥1,000-3,000の地域名物は分かりやすい価値があります。

手土産

人の家を訪問するときの手土産は、¥1,500-3,500ほどが目安です。デパ地下の菓子、焼き菓子、果物、酒、季節の菓子が選びやすいです。

避けたいものは、当日中に食べる必要がある生菓子、アレルギーを確認していないナッツや乳製品、値札が残ったもの、割れやすい陶器やガラスです。訪問後10分以内の挨拶時に、紙袋から出して両手で渡します。

のし紙と水引

のし紙は贈り物の外側にかける紙で、水引と右上ののしが印刷されています。紅白蝶結びは出産、入学、お中元、お歳暮のように繰り返してよい祝い事に使います。

紅白結切は結婚や快気祝いのように一度でよいこと、黒白結切は弔事、黄白結切は関西の法事で使われます。表書きは御中元、御歳暮、御祝、内祝、御見舞、御香典など、場面で変えます。

内祝い

贈り物を受け取った後、出産、結婚、快気祝いでは内祝いとして半額から3分の1程度を返すことが多いです。金額を完全に合わせる必要はありませんが、何も返さないと次の関係に影響します。

百貨店や専門店では、贈り物用と伝えれば包装とのし紙を付けてくれます。場面、表書き、自分の名前を店員に伝えれば、無料で対応してくれる店も多いです。

参考