金沢の食:近江町市場、のどぐろ、和菓子、地酒
金沢の食は海鮮丼だけではありません。近江町市場、加賀料理、金沢おでん、和菓子、北陸の地酒を一緒に見ると食文化の幅が分かります。
金沢の食は、日本海の魚介と加賀野菜の両方に支えられています。観光では海鮮丼が目立ちますが、加賀料理、金沢おでん、和菓子、北陸の地酒まで含めると、1泊2日でも食べる順番を決めておく価値があります。
近江町市場
近江町市場は「金沢の台所」と呼ばれ、約180店が集まる市場です。営業時間は店により異なりますが、09:00-17:00が目安で、日曜は開く店が少なくなります。
冬の11-3月はズワイガニ、香箱ガニ、寒ブリ、夏はのどぐろ、甘エビ、ホタルイカを見やすい季節です。海鮮丼は¥1,500-3,500ほどで、10:00-13:00に行列が集中します。08:30-09:30か13:30以降にずらすと席を取りやすくなります。
のどぐろと香箱ガニ
のどぐろは日本海を代表する白身魚で、塩焼き、干物、刺身、寿司で脂の強さが分かります。金沢の寿司店では通年見かけますが、夏から秋に状態が良いことが多く、寿司2貫で¥800-1,500が目安です。
香箱ガニは石川県で水揚げされるズワイガニの雌です。漁期は例年11月6日から翌年1月10日ごろまでで、内子、外子、身を一緒に味わいます。1杯¥2,000-4,000ほどで、短い季節に集中します。
加賀料理と金沢おでん
加賀料理の代表はじぶ煮です。鴨肉または鶏肉に粉をまとわせ、すだれ麩、石川小芋などの加賀野菜と煮ます。郷土料理店では1品または定食で¥1,500-3,000ほどです。
金沢おでんは車麩、源助大根、バイ貝など、金沢らしい具材が入るのが特徴です。居酒屋では1品¥150-350ほどで、三幸や黒百合のような老舗がよく名前に上がります。寒い時期は夕方から混みます。
和菓子と茶文化
金沢は京都、松江と並び、和菓子の街として知られます。加賀藩の茶道文化と結びつき、季節の生菓子、干菓子、落雁が発展しました。
森八は1625年創業で、長生殿が代表銘菓です。越山甘清堂では季節の生菓子が¥400-600ほど、柴舟小出では生姜風味の柴舟煎餅が¥800-2,000ほどで買えます。金沢駅百番街でも主要店の商品をまとめて見られます。
北陸の地酒
石川県の地酒では、白山市の菊姫と天狗舞、金沢市の福正宗、能登の宗玄が代表的です。居酒屋では1合180mlで¥550-900ほどが目安です。
山廃仕込みの旨味が強い酒は、のどぐろ、じぶ煮、金沢おでんと相性を見やすいです。近江町市場周辺や金沢駅構内には試飲できる店もありますが、混雑する昼前後は買い物客の流れを見ながら短時間で選ぶほうが楽です。