中之島:水辺の文化地区と近代建築
中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれた大阪中心部の細長い島です。中央公会堂、美術館、バラ園、京阪中之島線を半日で読むルートにします。
中之島は大阪市中心部で、堂島川と土佐堀川に挟まれた東西約3kmの細長い島です。難波や道頓堀より静かで、近代建築、美術館、公園、行政機能が集まるため、大阪の別の中心を歩いて確認できます。
近代建築
中之島東側には大阪を代表する近代建築がまとまっています。淀屋橋駅から歩くと、日本銀行大阪支店旧館、中之島図書館、中央公会堂を短い距離で見られます。
| 建築 | 完成 | 見どころ |
|---|---|---|
| 大阪市中央公会堂 | 1918年 | 赤レンガと新古典主義、重要文化財 |
| 大阪府立中之島図書館 | 1904年 | 石造の新古典主義、重要文化財 |
| 日本銀行大阪支店旧館 | 1903年 | 辰野金吾が関わった外観保存建築 |
中央公会堂は外観だけなら10分でも見られます。内部は公開範囲が限られますが、特別公開やイベント時には大集会室を見られる場合があります。地下のレストラン中央公会堂は昼食で¥1,500から¥3,000ほどを見ます。
美術館
大阪中之島美術館は2022年に開館した黒い箱型の建物です。近現代美術とデザインを中心に、佐伯祐三やモディリアーニなどの作品を収蔵します。企画展は¥1,200から¥2,000ほど、常設展は¥400が目安です。
隣の国立国際美術館は完全地下型の美術館で、地上には金属管のような入口構造が見えます。戦後美術を中心に扱い、常設展は約¥430、企画展は¥800から¥1,800ほどです。二つの館を合わせると2時間半から3時間を見ます。
中之島公園とバラ園
中之島公園は東端にある約10.6ヘクタールの公園です。バラ園には約310品種、3700株のバラがあり、5月中旬から6月、10月中旬から11月が見頃です。入園は無料です。
堂島川側と土佐堀川側の遊歩道をつなぐと、中之島東端を約2kmで一周できます。北浜、なにわ橋、淀屋橋の橋が近く、カフェやオフィス街も近いため、昼休みの散歩にも使われます。
西側の開発
中之島西側にはフェスティバルタワーとフェスティバルタワー・ウエストが立ち、オフィス、ホテル、商業施設、ホールが入ります。コンラッド大阪もこの高層ビル群にあります。
さらに西の中之島4丁目周辺は再開発が続いています。東側の歴史建築だけでなく、西側の美術館と高層開発を歩くと、大阪の行政、文化、ビジネスが同じ島に重なっていることが分かります。
半日ルート
淀屋橋駅から橋を渡り、日本銀行大阪支店旧館を外から見て、中央公会堂へ進みます。中之島公園とバラ園を30分ほど歩き、西へ向かって大阪中之島美術館を1時間から1.5時間、国立国際美術館を1時間ほど見ます。
全体は約3km、3時間から4時間です。美術館の組み合わせによって入場料は¥800から¥2,400ほどになります。帰りは京阪中之島線の渡辺橋駅、または地下鉄四つ橋線の肥後橋駅が使いやすいです。
用語
- 中之島
- 堂島川
- 土佐堀川
- 大阪市中央公会堂
- 京阪中之島線